筆者は暇な時間のほぼすべてを、ゲームをプレイしたり、映画を見て過ごしていると言っていい。

つまり一日が終わって帰宅したとき、やる必要のある作業もなく、友人と食事したりする予定もなければ、ジムに行く気持ちも湧いてこない。そんな夜には必ずコントローラーを握って液晶画面に向かうことがほとんどだ。ゲームというコンテンツは絵のつくり、サウンド、そして楽しいゲームプレイが組み合わさった「総合芸術」だと個人的には思うし、一日の終わりにソファに沈みながらゲームの世界に沈むのは僕にとって至福の時間だ。ただし、そんな生活をしていると、如何に名作と謳われたAAAタイトルの大作ゲームであれ、長くても一週間あれば目的がなくなる程度にプレイできてしまう。斬新なゲームプレイのアイディアと、美しいグラフィックで彩られたインディーゲームであっても、数日でクリアしてしまうことだってある。そのゲームに満足したら、また新たなゲームをプレイし始める…そしたら何てことだろうか、どんなにそのゲームを通して感動しようが、楽しい思いをしようが、その思い出が何も残っていないじゃないか。それではあまりにも、ゲームを作るために莫大な予算と時間を費やしたデベロッパーに失礼ではないだろうか。

そう感じたため、プレイしたゲームに関してはその感想を -つまりはレビューを- 書き留めることにした。しばらくはEvernoteにつけていたものの、所詮自己満足用の文章を必死になって書き上げることが虚しくなった。また、自分以外の人間が読む可能性が少しでもあれば、文章のクオリティはおのずと上がっていくような気がするので、こうやって形だけでも公開することに決めた。

文章としては、あくまで自分の備忘録の範囲を出ないので、結局のところなにも変わらないかもしれない。ひとまずレビューポリシーを以下に示すので、もしこのレビューを読みたいなんて人がいたら読む前に一読することを推奨する。

Review policy

• このレビュー集は、 @cubid_10411 が個人的にプレイしたビデオゲームのレビューである。
• 基本的には2017年初頭に開始し、それ以前のゲームについて思い出して書くことはない。
• 全てのレビューは感想の後、評価として点数をつける。これは10点満点だが、小数点１桁を含むので実質100点満点となる。
• このレビュー方式と点数は、ゲーム・エンタテイメントメディアIGNのレビューポリシーに準じてつけられる。ただし、公開を前提としていないため、感想と評価は個人的な嗜好を大いに含む。
• レビューはゲームの紹介を目的としないため、ゲームの内容を解説することはない。ただしネタバレは基本的に配慮してある。

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